
スループットはIT用語だと「単位時間あたりの処理能力」を意味するの。
例えば、ある人が1時間で2つの作業をしていたところを、
1時間で3つ4つ作業を捌けるようになれば生産性が向上したと言えるよね。
個人で対策できることもあるよね!
例えば、業務でよく使うExcelでショートカットキーを覚えたり、
頻繁に開くフォルダをショートカットしておいたり。
今回は、そんな日々の個人作業における生産性向上が実現できる、
無料ツール5選を紹介するよ。
実際に僕も使用していて、とてもオススメ!!
目次
Excelが引くほど超便利になる「RelaxTools Addin」
アプリケーションに標準で備えっている機能に、新たに機能を追加すること。
アドオンとも呼ばれる。https://kotobank.jp/word/%E3%82%A2%E3%83%89%E3%82%A4%E3%83%B3-429
「うん結局なんなの?」となりますよね。
もうちょっとザックリいうと、ソフトウェアの拡張機能です。
Excelという本体のソフトウェアに、RelaxToolsというツールを追加することで、本体でできる機能を拡張する(増やす)ということですね。
僕がこのツールをオススメする理由は大きく3つあります。
①370以上の機能が存在するため、日頃の業務を効率化できるショートカットが必ず見つかる。
②マニュアルが充実しているため、370以上ある機能について詳しくわかる。
③なんといってもこの便利さで「無料」!!(反則レベルです)
それじゃ実際にどういう機能があるのかですが、僕のオススメ機能を以下の記事でまとめていますので、参照ください!
少しでも興味を持たれた方は、以下からインストールしてみてはいかがでしょうか!
高速ファイル探索ツール「Everything」(ファイル名検索)
あのファイルどこのフォルダにしまったんだっけ?なんて経験ありますよね。
私も、このEverything(エブリシング)に出会うまでは、
ファイルを探すのにえげつない時間がかかってしまうことはかなりありました。
ですが、このツールと出会ってからは、ファイルを探すのに30秒もかからなくなりました!
※ファイル名がうろ覚えだと、やはり時間かかりますが(笑)→ 「探三郎」の出番!(次項で説明)
使い方は至ってシンプル。
インストール→オプション画面で頻繁に使用するフォルダパスを検索対象として登録するだけ。
あとはファイル名を検索すれば、該当するファイルが高速で一覧化されて出てきます。
※複数条件で検索することも可能。(AND条件、OR条件)
例えば、キーワード「お茶」で調べると、キーワードを含むファイル名を検索結果に出してくれます。
これも1秒もしないうちに出てきました。速すぎる!
下の図のイメージです。なんちゅうファイル名のテキスト書いとるんだ、僕は。。

なんでそんなに高速なのかは、システム寄りの話になってしまうため、詳細な説明は割愛しますが、
ざっくり言うと、よく本の最後に「索引」ってあるじゃないですか。
あれみたいに、検索対象のフォルダ配下のファイル名の「索引」を作成しているようなイメージです。
頻繁に使うフォルダを最初に登録後に、そのフォルダ配下に新しいファイルやフォルダを作成した場合でも、
このEverythingが定期的、かつ自動的に「索引」を作り直してくれるのも優秀ですね。
いちいちメンテナンスが不要なんです。
さあ皆さんも無駄な自力でのファイル探索はやめて、このツールをインストールし、
求めるファイルを一発で見つけましょう!
(雑談)
めちゃくちゃ強い「かくれんぼ」の鬼みたいですね。
こんな人いたら友達なりませんけど、仕事の上では非常に優秀なんです。。!
鬼:「もういいかい?」
かくれる側:「もういいよ~」
鬼:「ふむ。○○君は~、、はいあそこね。見ーっけ!」
少しでも興味を持たれた方は、以下からインストールしてみてはいかがでしょうか!
・インストール
ファイル全文検索ソフト「探三郎」(ワード検索)
ファイル見つけられない。どうしよう(汗)
でも、ファイル内になんか○○って言葉が書いてあった気がするなぁ。。
なんてときに大活躍するのが、こちらの「探三郎(しんざぶろう)」です。
僕自身も、このツールに幾度となく救われています。
用途としては、あるファイルをEverythingで探して見つからなかったら、
この探三郎で探す、といった2段構えです。
この手順でファイルを探すと体感98%求めているファイルが見つかります!
(見つからなかったら、「ふっ、そんなファイルはもともとないんだ、幻想さ。」と思えます)
使い方はほぼEverythingと同じ。
インストール→オプション画面で頻繁に使用するフォルダパスを検索対象として登録するだけ。
キーワードを検索すれば、該当するファイルが高速で一覧化されて出てきます。
このツールも高速ファイル検索ですが、理屈はEverything同様、「索引」を使っています。
少しでも興味を持たれた方は、以下からインストールしてみてはいかがでしょうか!
・インストール
これぞ!最強のランチャ「CLaunch」
最強の名を欲しいままにしています。ランチャー界の”白ひげ”です。
普通にランチャーって言葉使っていますが、意味は以下のようです。
ランチャーとは、
1 ロケットやミサイルなどの発射機・発射装置。
2 コンピューターで頻繁に利用するアプリケーションソフトを、少ない手順で起動するための機能。プログラムランチャー。https://dictionary.goo.ne.jp/word/%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%BC/
いま言っている「ランチャー」は2つ目の意味ですね。
つまり、ランチャーソフトは、頻繁に使うアプリや、ファイルを簡単な操作で開いちゃおうというものです。
繰り返しになりますが、そのランチャーソフトにおいて、「最強」だと思うのが、このCLaunch。
僕がCLaunchをオススメする理由が4つあります。
①複数のショートカットを一元管理することが可能。
②ダブルクリックや特定キーによってCLaunch画面が表示されるため、邪魔にならない。
③行きたいフォルダや開きたいファイルへ最速で行ける。異常に速い。
④デスクトップを綺麗にする副効果がある。
詳しい機能などは別記事で説明するつもりですので、お待ちください。
少しでも興味を持たれた方は、以下からインストールしてみてはいかがでしょうか!
・インストール
クリップボード履歴ソフト「Clibor」
クリップボードは、コンピューター上で一時的にデータを保存できる共有のメモリ領域のことです。
もっとザックリいうと、コピーした写真や文章などが一時的に保管される場所ですね。
ペーストをすると、このクリップボードにあるデータが吐き出されています。
コピペはかなり便利ですけど、意外と弱点もありますよね?
「1度コピーすると、その前にコピーしていたデータはペーストできない」問題
ですが、この「Clibor」はその問題を解決できちゃいます!
「Clibor」の最大の特徴その①
コピーしたデータをめちゃくちゃな数、履歴保存できる。(画像はできません)
なんと最大10000件!!こんな使わんよ、という方もご安心を。
保存する数も、1ページで表示するデータ数もカスタマイズできます。
下の図でいうと、「履歴1(1~30件/83件中)」と書いてある部分、
「全部で83件保存している内の、1~30件目までを1ページで表示しますよ」という意味です。
↓ こんな感じ。

「Clibor」の最大の特徴その②
上のキャプチャは常に出ているわけではなく、「Ctrl」キーを2回連続で押すと出てくる。
そのため、使いたいときに呼び出せて邪魔になりません!
「Clibor」の最大の特徴その③
よく使うワードは別枠で保管可能。
上のキャプチャでいうと、「定型文」の部分に登録できるため、
沢山コピーしても埋もれることなく、すぐにペーストできます!
少しでも興味を持たれた方は、以下からインストールしてみてはいかがでしょうか!
・インストール
最後に
これまで、現役SEの僕が特に愛用している無料ツール5選を紹介しました!
いかかでしたでしょうか。
読者の皆さんの会社が、もしパソコン業務が主で、生産性向上の問題に直面していたなら、
是非ここで紹介したツールをドヤ顔で持ち込んでみたら、社内の評価が上がるかも!?
僕自身も、自分のチームでこのツールを普及させて、評価が少し向上しました!
「会社の生産性を上げるには、まずは足元から」
会社の生産性は、皆さんから変えていきましょう!!