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そもそもプログラマーは評価されにくい?評価の高いプログラマとは?
僕は新卒から5年間プログラマーやシステムエンジニア(SE)として働いてきましたが、SEやプログラマーの評価基準はかなり曖昧です。
営業のように、売上や利益など定量的かつ明確な基準があればいいですが、そういうのも正直ないので、かなり評価されにくい印象です。
そのため、高いモチベーションを維持できない人が沢山いるのが現状なんですね。。。
僕は新卒5年間のキャリアで、プログラマー⇒システムエンジニア⇒プロジェクトリーダーというキャリアアップしてきました。
プログラマーからプログラマーを管理する立場になって気付いた「評価が高いプログラマー」の特徴を以下に説明していきたいと思います。
プログラミングスキルが高い
当然のことながら、プログラミングスキルが高い人は評価が高いです。
では、どうやって定量的にプログラミングスキルが高いと判断するのでしょうか。
僕は以下の点が判断基準として挙げられると思っています。
・アルゴリズムを組み立てるスピード
・コーディングスピード
・ソースコードの品質
それらのスキルを客観的に判断できるものがPaizaラーニングのスキルチェックです。
是非一度、ご自身のスキルチェックをしてみてください!
資格などを取得している
資格は、目に見えるものなので、定量的な評価につながりやすいです。
ただし、資格をいっぱい取ったから評価が高くなるというわけではなく、資格取得に向けて自発的に学習しているという姿勢が評価されるという感じですね。
自発的に学習している姿勢を見ると、「仮に現時点ではスキルが足りていなくても、自分のスキルアップを目指して様々な技術を習得しようとしてくれるのでは?」と思わせてくれますし、少々難しいタスクを割り振ってもやり切ってくれるのではという期待感があります。
慣習やルールを遵守できる人
プロジェクトには、これまでの様々な成功や失敗から蓄積した、品質担保のための再発防止策やルールが存在しています。
それらは成果物ガイドラインやチェックリストなどに落とし込まれており、システムを高品質にするために、適したタイミングで利用されるように運用が決められていたりします。
そのため、そうした運用やチームの方針をきちんと遵守できる人であると意外と有難いんです。
もちろん、慣習やルールを遵守するだけでなくて、実際に利用したうえで改善活動をしていこうとすれば尚最高ですね!
コミュニケーションを取りながら進められる人
実際の開発現場では、たった一人で開発することはありません。(ベンチャーや中小企業でない限り)
複数のプログラマ-が複数機能を分担してプログラミングすることになります。
なかには類似機能が存在して、例えば「Aさんが作った機能をBさんが作っている機能に流用できる」場合などが往々にしてあります。
その場合、管理者がいちいち、「Aさんの機能の一部を流用して作ってね」とBさんに指示している余裕がありません。
※本当は管理者がすべきことなのは重々承知なのですが、マジで余裕ないです(笑)
そこでAさんとBさんがコミュニケーションを取りながら機能の流用をし、製造段階でプログラムの品質を担保したり、作成時間の効率化を図ったりすると管理者としてはとても有難いです。
結果的に、信頼度が高くなったりするわけです。
視座が高い人
そもそも「視座」とは、物事を見る姿勢や立場を指します。
ですので、「視座が高い人」とは、直訳すると物事を見る姿勢が高い人になります。
では、プログラマ-で視座が高い人とはどういう人かというと、プログラマー視点だけではなく、設計視点、プロジェクト管理視点で物事を考えられる人を指します。
例えば、自分が担当する機能の設計書を見て、そのまま設計書どおりに実装するのが極々普通のプログラマ-です。
そこから一歩踏み込んで、「この設計は運用保守を考えるとあまり良い設計ではないのではないか?」や「冗長な分岐処理だからもっと最適化できそうだな」など、実装中に設計視点で考えて、改善していけるプログラマ-はとても重宝されます。
さらにさらに、どう品質を担保するか、いかに生産性を高くするか、などを考えることができれば管理者視点で物事を見ていることになります。
「この機能は難易度が高いから、先輩プログラマ-に逐一確認しながら進めることで、大きな手戻りを無くしていこう。」
「この機能は他の機能でも流用できるから、実装したら他の担当者にアナウンスしてあげよう。」
など、このように品質面と生産性の面を常に考えながらプログラミングできる人は評価がかなり高くなること間違いなしです!