とらのこプロフィール
2022.09.03更新

本ブログは 大手Web系企業の現役エンジニア&テックアカデミーのメンターである著者が、
プログラミング未経験からJavaを学んで就職・転職を目指す方 に向けて、
- Javaが学べる
- 就職・転職が目標
- オンラインで学べる
この3点を満たすプログラミングスクールを解説・紹介するブログです。

コース単位で詳しく調査・比較しています。
僕がどういう人なのか、どういう思いで当ブログを書いているのかをプロフィールに記載しています。
とらのこ経歴
- 2016年3月大学卒業法政大学 法学部 法律学科を卒業
- 2016年4月〜2021年8月TIS株式会社 入社IT未経験で独立系大手SIerに入社
初めてJavaを学び、システム開発フェーズ全般を担当
キャリア終盤にはプロジェクトリーダーを経験 - 2019年2月[副業]業務委託でシステム開発知人の企業のシステム開発に従事
初めてPHPを経験 - 2020年8月[副業]テックアカデミーのメンター通過率10%のテックアカデミーメンターに合格
Javaコースを担当し、様々な受講生のサポートをさせて頂いています - 2021年9月Web系自社開発企業に転職赤いロゴの大手Web系企業に転職
フロントエンドからバックエンドまで幅広く担当 - 202x年x月現在に至る
なぜプログラミングスクールなのか?
このブログを見て下さった方のなかには、こう思う方もいるかもしれません。

オンライン学習サービスで独学する方法もあるのに、なんでプログラミングスクールを紹介するの?
確かにオンライン学習サービスはここ数年でかなり数が増えています。
- Progate(プロゲート)
- ドットインストール
- Paiza
- Udemy
代表的なところでいうと、この辺りでしょうか。コンテンツが充実しており、オンライン学習サービスで独学をオススメする人が沢山いる理由も分かります。
しかし、それでも僕はプログラミングスクールを推します!
何故かというと、独学を回避できるから です。

なんだ。そんなありきたりな理由か・・
そうです。ありきたりな理由ですが真実です。
プログラミング未経験の方が、プログラミングの独学で挫折する確率は 90% と言われています。
確率論で、自分が残り10%側に入れると思うのは、ハッキリ言うと『驕り』です。
事実、僕がテックアカデミーでメンタリングを担当した受講生に、「なんでプログラミングスクールに入ったの?」と尋ねたら、「独学で挫折したからです・・」とおっしゃっていました。
その受講生は 神戸大学の大学院を卒業し、ソフトバンクに新卒入社できるほど優秀な方だったのに・・
☝️ 優秀な人でも、独学だと挫折するのがプログラミングです
その受講生に限らず、メンタリングを担当させてもらった多くの受講生は、独学で挫折したという理由でプログラミングスクールを選んでいました。
様々なプログラミングスクールが謳っている通り、プログラミングスクールには挫折させない学習サポート体制があるため、挫折率は非常に低いです。

未経験から本気でプログラミングを習得したい方はプログラミングスクールを選ぶのが最も良い方法 だと考えています。
なぜJavaなのか?
数あるプログラミング言語のなかで、僕がJavaを推す理由は4点です。
- 求人数が圧倒的に多い
- 日本語ドキュメントが充実している
- Javaで学ぶ概念が他プログラミング言語に転用できる
- とらのこが得意な言語であるためカリキュラム内容の精査が可能
求人数が圧倒的に多い

未経験可でも2000件近い求人数があります!
- なんでこんなに求人数が多いの?
- JavaはあらゆるOS環境(Windows、MacOS、iOS、 Linux) で動作することができます。
その特徴から様々なシステム開発で使われているため求人数も多くなります!
例:スマホアプリ開発, デスクトップアプリ開発, Webサイト開発, ゲーム開発, 業務システム開発 など
日本語ドキュメントが充実している
プログラミングをしていくにあたり、日本語ドキュメントが充実しているかは大事な指標の1つです。
仕様を確認したり、トラブルシューティングをする際に、公式ドキュメントを参照することが多いのですが、Javaは公式リファレンスも日本語になっているので安心です。
またプログラミング特化Q&AサイトであるQiitaでも、Java関連の記事が20000記事以上あるなどドキュメントが充実しています。
Javaで学ぶ概念が他プログラミング言語に転用できる
Javaには他プログラミング言語を習得する際に転用できる概念があります。
- オブジェクト指向
- 静的型付け

Javaも習得していないのに他のプログラミング言語のことなんて考えられないよ!
確かにそうだと思います。まずは目の前の言語習得に注力するのは大事です。
ただ、エンジニアを続けていくと複数言語を習得しないといけない場面があります。
Javaを学んでおくと、そういう場面で役に立つよ、絶対無駄にはならないよ、という話です。
- 僕も業務上の都合で JavaScript/TypeScript/PHP を習得しました
- Javaでオブジェクト指向を学んでおいたことで、各言語の文法を学ぶだけである程度コーディングできるようになりました。

Javaを学ぶことで、他プログラミング言語の習得が比較的かんたんになります。
カリキュラムの精査が可能
僕は、実務でバリバリJavaを触っていたり、テックアカデミーJavaコースのメンターをやっています。
ですので、各プログラミングスクールが提供しているカリキュラムの強み・弱みを様々な観点で精査することができます。
他のサイトにはない、カリキュラムに関する評価も載せていくつもりです。
なぜ就職・転職なのか?
プログラミング未経験の方がプログラミングを学ぶ目的は以下と想定しています。
- 就職・転職したい
- フリーランスになりたい
- 副業をしたい
- 教養として身につけたい
まず残念なお知らせですが、実務未経験の方に、副業・フリーランスの案件が来る確率はほぼ0%です。

自分が発注者側の立場であれば、実務未経験者の方に発注したいと思いますか?
もし案件が来ても、基本1人で案件を遂行しないといけず、自分が苦しむだけです・・
副業・フリーランスを目指すなら・・・
就職・転職した企業で実務経験を積んでから副業・フリーランスを目指すのが王道です。
また、教養として身につけたい場合は、ハッキリ言うとプログラミングスクールはやめた方がいいです。
『教養』の定義は人によって異なると思います。
例えば、仕事の定型的な作業の自動化プログラムを作れるレベル=教養 と定義している人がいるとしましょう。
その場合、わざわざ自分でプログラミングする必要はありません。

目的によってはノーコード開発ツール・RPAツールをオススメします!
世に出回っているノーコード開発ツールやRPAツールで十分実現できますし、自分でプログラミングするより精度も費用対効果も高いです。
それでも、自分でプログラミングして自動化プログラムを作りたいんだ!という熱い方については・・
オンライン学習サービスである程度独学し、類似プログラム(インターネットで探してみましょう)を真似して作ってみることをオススメします!
教養として身につけたいなら・・・
費用対効果など様々な側面から、プログラミングスクールはオススメしません!

じゃあ、就職・転職であれば全面的にオススメなの?
基本的にはオススメしますが、以下のような場合があるかもしれません。
- 希望の企業に行けない
- 思っていた業務内容と違う
ハッキリ言うと、Java言語の性質上、求人の多くをSES/SIer企業が占めることになるでしょう。

巷で人気のWeb系自社開発企業に入れないじゃないか!

SES/SIer企業だとイメージと全然違うことさせられるって聞いたよ!
そういうネガティブな意見もあることは理解しています。
ですが、希望の企業でなくても実務経験を得るために就職・転職することは大きな一歩になります!
以下の図を見れもらえば分かるのですが、システム開発は細かいフェーズで構成されます。

もし、就職・転職した企業でプログラミングができなくても、どこかのフェーズを経験できるはずです。

システム開発は各フェーズが密に関係しているので、その実務経験は必ず今後のキャリアに活きます。
実務経験を積むことによって、自分が本当に行きたい企業にステップアップできる可能性が格段に上がります。
Udemyの講師として有名な山浦さんも、実務経験の重要性を発信しています。
- コーディングテスト0点でもWeb系自社開発企業に転職できました
- 僕は前職のSIer企業では要件定義〜設計を主に担当していたこともあり、プログラミングフェーズを十分に経験できませんでした。もっとプログラミングをしたいという思いからWeb系自社開発企業への転職を目指し、選考を受けたのですが、なんとコーディングテスト0点を叩き出したのです・・
それでも面接の中で、これまでの実務経験が評価されてWeb系自社開発企業に入社することができました!
今ではやりたかった業務が十二分にできております!

『実務経験』という大きな武器を得るために、就職・転職をオススメします!
なぜオンラインなのか?
ここは言わずもがな、今やオンラインが主流ですよね。
皆さんが就職・転職を目指すIT企業のほとんどが、オンライン勤務が可能なはずです。
- 余談ですが・・
- 僕は2021年9月に現職に転職してから一度も出社したことがありません笑
そういった職場環境において、身を持って大事だなと感じたのが、オンラインコミュニケーションです。
オンラインのデメリットにも書きましたが、自分から自発的に動かないと誰も助けてくれません。

オンラインでは自分の状況を 簡潔に・分かりやすく・相手に期待すること を伝える力が必要になります。
また、チャットで質問等しているとき、すぐに回答が来るとは限りません。その場合、隙間時間を見つけて他のタスクをこなすなど、効率的に仕事をする必要もあります。
オンラインのプログラミングスクールは、実務でも必要になってくるオンラインベースのコミュニケーション・仕事術を訓練できる場でもあります!

オンラインコミュニケーションに慣れておいて欲しいという意図で、オンラインのプログラミングスクールを紹介しています。
まとめ
なぜ僕がプログラミング未経験の方に、以下3点を満たすプログラミングスクールをオススメするか、ご理解頂けましたでしょうか?
- Javaが学べる
- 就職・転職が目標
- オンラインで学べる
ザッとまとめると以下の要点になります!
オススメする理由
・プログラミングスクールは独学を回避できる
・Javaは求人数が多く、就職・転職可能性が高い
・Javaを学べば、他プログラミング言語の習得が比較的かんたん
・就職・転職すれば実務経験を得ることができる
・実務経験があれば志望企業にステップアップできる可能性UP
・オンラインコミュニケーションの訓練ができる

僕の紹介する記事によって、皆さんがご自身の目的・志向に沿ったプログラミングスクールに出逢えることを願っています!