アイキャッチ(職種説明)
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すずき
トラノコ君、エンジニアってどんなことするかわかる?

トラノコ
何か黒い画面の前でよくわからない言語使ってる人じゃないの?

すずき
うん、実に良い回答ありがとう(笑)
トラノコ君が言っているのは、エンジニアのなかでも、「プログラマー」という職種だと思うよ。

トラノコ
エンジニアってプログラミングする人でしょ?

すずき
実はそうではないんだ!エンジニアには本当に沢山の職種があって、
プログラマーはそのうちの1つでしかないんだよ。
僕も入社する前はトラノコ君と同じようなことを思っていて、
年次が上がるにつれて、入社前とのギャップが生まれてきたのね!
今回はその入社前に知っておきたかった職種について、まとめているから見ていこう!

トラノコ
うん!わかった!

すずき
皆さんも一緒に見ていきましょう!
この記事によって、以下の助けになれればと思います!
・エンジニアの種類を判断できるようになる。
・種類を理解したうえで業界・企業分析が正しくできるようになる。

この2つができるようになれば、結果として、
入社前と後のギャップを無くすことに繋がります!

エンジニアの種類、仕事内容について

エンジニアには、実に様々な種類があります。
色々なサイトを見ても、人によって解釈や捉え方が違い、様々な枠組みで語られているため、
混乱をしてしまいます。(僕もいまだに混乱します。。)

※転職サイトなどではさらに細分化されていたり。。
どれが何だかもうわからない、という方もいるかもしれません。

Part①とPart②合わせて、エンジニアにおける代表的な10職種をご紹介します。
今回のPart①では5種類のエンジニアについて見ていきます!

僕の解釈を図解を使って説明したうえで、転職サイト人気上位3つ(※)において、
細分化された職種定義とのマッピングをしていきます。
※リクナビエージェント・DODA・マイナビ転職

そうすることで、数多くある職種それぞれの大まかなイメージを持っていただこうと思います。

①ITコンサルタント/システムコンサルタント

※システムアナリストとも呼ばれることがありますが、
一般的にシステムアナリストとシステムコンサルタントの明確な区別はありません。

担当領域

ITコンサルタント/システムコンサルタントは、
顧客が抱える様々な経営課題を情報化戦略で解決する仕事で、
システム開発での企画段階
いわゆる「最上流工程」を担当します。

ITコンサルタント/システムコンサルタントの担当領域
ITコンサルタント/システムコンサルタントの担当領域

仕事内容

ITコンサルタントの仕事は、企業のIT戦略の策定からシステムの見直し、
新システム導入の提案、システムの最適化や動作検証まで多岐にわたります。
仕事内容は、以下の3段階に分けられます。

1.ヒアリング・分析
顧客の経営者やITの統括責任者から、業務範囲や経営戦略、導入済みのシステム、

 業務のフローなどをヒアリングし、それらを整理・分析することで、
 IT分野における企業の課題を洗い出します。

2.提案
ヒアリング・分析結果を踏まえ、企業の課題を解決するために、

システムの導入など提案を行います。
 顧客に対し、今の課題は何か、なぜこの方法なら課題を解決できるのかを、
 しっかり伝えられるプレゼンテーション力が必要。

3.マネジメント
課題解決を見据えて採用されたプロジェクトを統括し、

 必要な人材を集めて、チームづくりや全体の進捗管理、クオリティの管理を行います。

人気転職サイトにおける職種とのマッピング

職種中分類 職種小分類
リクナビ
エージェント
システムコンサルタント・
システムアナリスト・
プリセールス 
・システムアナリスト
・システムコンサルタント
・システムアーキテクト、ITアーキテクト
・パッケージ導入コンサルタント【ERP・SCM・CRM等】
・パッケージ導入コンサルタント【OS・メール・グループウェア等】
・セキュリティコンサルタント、セキュリティエンジニア
DODA ITコンサルタント・
システムコンサルタント
・ITコンサルタント(アプリ)
・ITコンサルタント(インフラ)
・アーキテクト
・パッケージ導入・システム導入
マイナビ
転職
コンサルタント・
アナリスト・プリセールス
・システムアナリスト
・ITアーキテクト
・システムコンサルタント(業務系)
・システムコンサルタント(DB・ミドルウェア)
・システムコンサルタント(ネットワーク・通信)
・パッケージ導⼊コンサルタント(ERP・SCM・CRM等)
・セキュリティコンサルタント
職種定義とのマッピング

②プロジェクトマネージャー(PM)/リーダ(PL)

PMはプロジェクトチームの責任者です。
プロジェクト(以下、PJ)とは以下の意味です。

特定目的のために臨時的に編成されるチーム。チーム・リーダーほかスタッフ全員が各専門部門から選抜された専門家で構成され,チーム自体が組織から独立した一つの責任権限単位となって,目的達成までスタッフは共同してプロジェクトの遂行にあたる。

https://kotobank.jp/word/%E3%83%97%E3%83%AD%E3%82%B8%E3%82%A7%E3%82%AF%E3%83%88%E3%83%BB%E3%83%81%E3%83%BC%E3%83%A0-127942

つまり、ざっくりいうと、「システム開発という共通の目標のための一時的なチーム」です。
PMはPJ案件の内容・納期・規模・予算から必要なエンジニアを手配し、開発の状況をマネジメントします。

さらに、顧客や先に説明したITコンサルタント側と、PJ側との間で、交渉や調整も担当します。
開発プロジェクトが円滑に進行するかは、PMの力量次第です!

担当領域

先に述べたとおり、システム開発にかかる計画~本番移行までのマネジメントを担当します。
PMでもアプリケーション開発の担当もあれば、基盤(インフラ)の担当もあり、
複数人が分担したりするため、以下の担当領域を全て1人で実施するわけではありません。

(安心してください笑)

というかできたらスーパーPMですし、大規模PJになればなるほど1人で見切れないため、

品質やコスト、納期を総合的に考えると担当分けるのが基本です。

担当領域(PM)

仕事内容

PMの仕事内容は非常に多く、僕の上司は比較的大変そうにしていますが、
大きく次の5つに分類できますね。

1.システム開発計画の策定
顧客要望をヒアリングし、どのようなITシステムを開発するか決定する。
システムの構造や主要な機能を決めるとともに、規模や予算、スケジュールについても決定し、
必要な人員や工数を明確化していきます。

2.PJチームの編成
必要な人材を集めてPJチームを編成し、システム開発する体制を整える。

3.PJの推進・管理
チームメンバーに、システム開発の目的やスケジュール、納期などを説明し、
チーム全体で共有します。顧客の要望や決定事項、変更が生じた点などについて、
メンバーに随時伝えていくとともに、各セクションの進行をチェックし、
PJが予定どおり進行するように管理します。
問題が発生した場合は、顧客と交渉してスケジュールの調整も行います。

4.チーム内の対人関係を円滑にするサポート
顧客と開発チームとの調整役を担う他、他部門との連携や情報共有を行い、
チーム内のトラブルを解消することで、PJの進行を助けます。

5.評価およびレビュー
PJ終了後に振り返りを行い、問題点や改善点を検証します。
PMは、予算やスケジュールの決定も自身の責任で行うことになります。
そのため、IT関連の知識やコミュニケーションスキルだけでなく、
PJ全体を俯瞰することのできる、経営者的な感覚も必要となります。

PLとの違いは?※僕の現在の立場。
PLは、現場のリーダーとして指示を出すのが仕事。
PJチームのメンバーをまとめる、メンバーに適切な指示を出す、
チームの意見をまとめて、PMや関係者に説明や提案を行うなど、
成果を上げるために尽力するのが、PLの仕事になります。

人気転職サイトにおける職種とのマッピング

職種中分類 職種小分類
リクナビ
エージェント
システム開発(以下4つの種別あり)
・Web・オープン・モバイル系)
・汎用機系
・パッケージソフト・ミドルウェア開発
・組み込み・ファームウェア・制御系
プロジェクトマネージャー【PM】、リーダー【PL】
(以下5つの
種別あり)
・Web・オープン系
・汎用機系
・パッケージソフト・ミドルウェア
・制御系
・組み込み系
DODA 業務系アプリケーションエンジニア・
プログラマ
・プロジェクトマネジャー(Web・オープン系・パッケージ開発)
・プロジェクトマネージャー(インフラ)
・Webサービス・プロジェクトマネジャー
マイナビ
転職
システム開発(以下3つの種別あり)
・Web・オープン・モバイル系)
・汎用機系
・パッケージソフト・ミドルウェア開発 
・プロジェクトマネジャー(Web・オープン系・パッケージ開発)
・プロジェクトマネージャー(インフラ)
・プロダクトマネジャー(パッケージソフト・ミドルウェア)
職種定義とのマッピング

③システムエンジニア(SE)

SEの役割は、顧客にヒアリングを行い、要求に最適な仕様のシステム開発を行うことです。
主にシステムの仕様を決めたり、設計を担当することから、建築業界で例えるとなると、

「設計士」のイメージです。

担当領域

SEは主に、システム開発における要件定義~設計(上流工程)を担当します。
基本的にプログラミングはプログラマ
、テストはテスターが実施しますが、
場合によってはSEも参加することがあるため、以下のような担当領域にしています。

SE担当領域
SEの担当領域

仕事内容

SEの仕事内容は以下のように、システム開発の工程ごとに説明できます。

1.要求分析
顧客がどのようなシステムを求めているのかをヒアリングします。
現場や関係者の意見から課題を見つけ、ニーズを分析する。

2.要件定義
顧客の要求をもとに、システム全体の概要を明確にします。

3.設計
2で実施した要件定義をインプットとして以下を実施します。
・基本設計:システムの基本的な構成(画面イメージなど)を決めます。
・詳細設計:プログラミングを行うために、処理の細かい設計をしていきます。

4.プログラミング
3で設計した内容をインプットに、プログラムを作成します。
プログラマーに依頼をしたり、自分自身もプログラミングを担当したりします。

5.テスト
完成したシステムが正しく作動するかどうか、不備やミスがないかの確認テストを行う。
テスターに依頼する場合もあります。

人気転職サイトにおける職種とのマッピング

職種中分類 職種小分類
リクナビ
エージェント
システム開発(以下4つの種別あり)
・Web・オープン・モバイル系)
・汎用機系
・パッケージソフト・ミドルウェア開発
・組み込み・ファームウェア・制御系
・Web・オープン系 SE【アプリケーション設計】
・Web・オープン系 SE【モバイル・スマートフォン】
・汎用機系 SE【アプリケーション設計】
DODA 業務系アプリケーションエンジニア・
プログラマ
・システムエンジニア(Web・オープン系・パッケージ開発)
・システムエンジニア(汎用機系)
・Webサービス系エンジニア

(フロントエンド・サーバーサイド・フルスタック)
マイナビ
転職
システム開発(以下3つの種別あり)
・Web・オープン・モバイル系)
・汎用機系
・パッケージソフト・ミドルウェア開発 
・システムエンジニア
(アプリ設計/WEB・オープン・モバイル)
・システムエンジニア(アプリ設計/汎⽤機系)
・システムエンジニア(パッケージソフト・ミドルウェア)
職種定義とのマッピング

④プログラマー

多くの人が「エンジニア=プログラミングする人」という誤解を持っている、
その「プログラミングする人」に当たるのがプログラマーです。
SEがシステムの要件定義、設計したものを実際にプログラミングしていく役割で、
建築業界でいうと「大工さん」に当たりますね。
プログラミングしたものをテストしたりもします。

担当領域

プログラマーは主に、システム開発におけるプログラミング~テスト(下流工程)を担当します。

プログラマーの担当領域
プログラマ-の担当領域

”プログラミングができるからと言って、システムが作れるわけではない”ことがわかるかと思います。
あくまでプログラミングはシステム開発の一部であるという認識を持ちましょう。

仕事内容

前述したとおり、SEが制作した設計書(仕様書)をもとにプログラミングを行い、
機能を実装していく仕事になります。仕事の流れとしては以下のような感じです。


1.仕様の確認
自分に割り当てられた処理の仕様を確認します。

2.コーディング
仕様に従ってプログラムを書いていきます。

3.単体テスト
プログラムが完成したら、正しく処理されるかの動作確認を行います。
何か問題(バグ)があれば、解決(デバック)していきますプ。

4.結合テスト
同じモジュール内で分担して記述していたプログラムを統合し、動作テストを行い、デバック。
その後、さらに、モジュールを結合して、システム全体の総合テストへと発展します。

人気転職サイトにおける職種とのマッピング

職種中分類 職種小分類
リクナビ
エージェント
・システム開発(Web・オープン・モバイル系)
・システム開発(汎用機系) 
・Web・オープン系 プログラマ【PG】
・汎用機系 プログラマ【PG】
DODA 業務系アプリケーションエンジニア
・プログラマ
・システムエンジニア
(Web・オープン系・パッケージ開発)
・システムエンジニア(汎用機系)

・Webサービス系エンジニア
(フロントエンド・サーバーサイド・フルスタック)
マイナビ転職 システム開発(以下3つの種別あり)
・Web・オープン・モバイル系)
・汎用機系
・パッケージソフト・ミドルウェア開発 
・プログラマー(WEB・オープン・モバイル系)
・プログラマー(汎⽤機系)
・プログラマー(パッケージソフト・ミドルウェア)
職種定義とのマッピング

DODAは「プログラマー」という職種は定義しておらず、SEに内包されているようですね。

⑤制御・組み込みエンジニア

制御・組み込みエンジニアは、パソコンやコンピューターシステムではなく、
家電製品やハードウェアに組み込まれるソフトウェア(ファームウェア)の設計・開発を行うエンジニアです。

制御系エンジニアと組み込み系エンジニアはよく混同されますが、
一応明確に違いがあるので、押さえておくといいかもしれません!

制御系エンジニア:動作をコントロールするシステムを作る人
組み込み系エンジニア:機器が動作する仕組みを作る人

担当領域

これまで掲載してきたシステム開発のフロー図は、パソコン上で動くソフトウェアのものでした。
制御・組み込み系は家電製品やハードウェアに関する仕事のため、便宜上、同じフロー図はしません。

ただし、システム開発のフローとしては、ソフトウェアとほぼ同じです。

製品の仕様確定→要件定義→設計→開発プログラム化→テスト→リリース

制御・組み込みエンジニアは、
家電製品やハードウェアに使用される制御システムや組み込みソフトウェアの開発を担当します。

仕事内容

1.機能の検討
電子機器に搭載する機能の検討。

2.設計
搭載機能の目処が立ったら、具体的な仕様の設計作業を実施する。
以下のポイントに気を付けて実施する。
・規格への準拠
・電子基板
・安全性・耐障害性

3.プログラミング、テスト
システムのプログラミングを行った上で機能性・安全性に問題がないかをテストします

人気転職サイトにおける職種とのマッピング

職種中分類 職種小分類
リクナビ
エージェント
システム開発
(組み込み・ファームウェア・制御系)
・制御系 プロジェクトマネージャー【PM】、リーダー【PL】
・制御系 SE【ソフトウェア設計】
・制御系 プログラマ【PG】
・組み込み系 プロジェクトマネージャー【PM】、リーダー【PL】
・組み込み系 SE【ソフトウェア設計】
・組み込み系 プログラマ【PG】
DODA 制御系ソフトウェア開発
(通信・ネットワーク・IoT関連)
制御系ソフトウェア開発(通信・ネットワーク・IoT関連)
マイナビ
転職
システム開発
(組み込み・ファームウェア・制御系)
・プロジェクトマネジャー(制御系)
・システムエンジニア(通信制御ソフト開発/制御系)
・システムエンジニア(マイコン・計測・画像等/制御系)
・プログラマー(制御系)
職種定義とのマッピング

【Part②】に向けて

すずき
ここまで、エンジニアの職種のうち、5つを見てきたよ。
多種多様な職種があることがわかったかな?

トラノコ
うん!エンジニアがこんなに沢山の職種に分かれているとはわからなかったよ。

すずき
そうだね!でも少し理解してもらえただけでも良かった。
エンジニア=プログラミングする人っていう誤った認識を直して、
自分が目指したい職種は何かを正しく考えるきっかけにしてね。
企業分析にもつながってくるからね。

トラノコ
うん!分かった!

すずき
Part2ではさらに5つの職種を見ていくよ。
それではPart2に行きましょう!

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