和牛・かまいたちがM-1引退へ。M-1グランプリ2019の感想を今更書いてみた。
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こんにちは、とらのこです。
普段はシステムエンジニアをしていて、エンジニアに関する知識や実態を記事で書いています。
ですが本記事では、「エンジニアの休日」ということで、僕の大好きなお笑いについて語りたいと思います!
まずは何といっても、M-1グランプリ。記憶に新しい?
ミルクボーイの優勝で幕を閉じたM-1グランプリ2019。
史上最高レベルの闘いと表現する方も多くありません。そんなM-1グランプリ2019の感想を書いていきます!※個人の意見を多分に含んでいます。
タイトルにもあるように、かまいたちがラストイヤーにより卒業、和牛がM-1引退宣言と節目の大会になったように思います。
もう彼らを見れないのは寂しくなりますね。
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ファーストラウンド10組

まずはファーストラウンドについてです。

笑神籤の順番どおりに感想を述べていきますね!

ニューヨーク『ラブソング』

トップバッターはニューヨーク。

芸歴10年目で、昔から「今年こそ出る」と言われていたにもかかわらず、10年目でやっと出場できました。
初出場でトップバッターなのはかわいそうでしたね。

結構普段のネタでは圧倒的偏見による毒吐き漫才をしているので、サバサバしたイメージだったんですが、出場決まったとき号泣していましたね。結構熱い面もあるんだ、と驚いたものです。

準決勝ではニューヨークの出番前の「すゑひろがりず」が大爆発をして、会場の空気が変わったあとに乗っかってニューヨークも爆発したようです。

そういう意味でも場が温まっていないトップバッターでどうなるかな、と思いました。

ネタはなんと歌ネタでしたね。

歌ネタの時点でちょっと爆発しないかな、という先入観をもってしまった状態でネタ見てしまいました。
点数としては妥当だと思いました。

ただ後々、先入観なしでフラットな状態で見返してみるとめちゃくちゃ面白かったですよね。
「冷静~~」がキラーフレーズでしたね、いいですね。

ただ、個人的にはニューヨークは圧倒的偏見による毒吐き漫才が一番似合うのでそれが見たかったです。
かなり男尊女卑的なワードが出てくるので炎上必至ですけど。。(笑)

かまいたち『UFJ』

さすが、かまいたち史上最強ネタといって良いでしょう。

2016年のM-1予選で見せた『UFJ』から1軍ネタとして、テレビでも劇場でも頻繁にやっていたものですね。

本人たちにとっても強いネタという意識があるらしく、2017年、2018年、2019年と3年連続でM-1出場していますが、毎年の最終決戦用のネタだったとか。

それじゃ何でそんなネタをファーストラウンドに持ってきたのか。

毎年の最終決戦用のネタながら、温存して2年連続ファーストラウンド敗退を喫してきたこと、
順番が2番目でまだ場が温まってなかったことを考慮して、出し惜しみせず出してきましたね。

2016年の時点からネタの内容をグレードアップさせてさらに面白くなっていて、僕は今回のほうが好きです。
会場を広く使うところであったりとか、山内さんのサイコな部分がより強く出ていて面白かったです。

和牛『内見』

あくまで個人的な意見ですが、敗者復活では断トツの出来だったので、和牛が選出されるのは妥当な結果だと感じました。ファンが多いのは確かですが、それを差し引いても。

ネタとしては前半のほうは人が住んでいる部屋を案内していくというショートコントタイプを繰り返していく中で、様々な「おじゃましました」で違いを出して、場面転換していく形。

途中から川西さんの表情がバグっていくのがわかってきて面白かったです。

後半のほうでは、やっと紹介された部屋が人が住んでいない事故物件であるにも関わらず、
人が住んでいる部屋を紹介されすぎて感覚がバグった川西さんがボケっぽくなって進行していく形でした。

「イイねっ」をキラーフレーズとして川西さんがどんどんバグっていくのが爽快でしたね。

最後は2人とも金縛りにあいますが、川西さんのほうがいつの間に金縛りにあってて、観客が後から気づくっていう構成がたまらなくおもしろかったです。

長年、和牛はM-1でネタをしていますが、私的には2017年のウエディングプランナー、2018年のオレオレ詐欺に次ぐ好みのネタでした。

最終決戦のネタは「引っ越し」という説があったので、実現していたら「内見」→「引っ越し」という、ネタ跨ぎのストーリー性のあるものが見れたかもしれなかったのは惜しいですね。

すゑひろがりず『合コン』

道具をもって漫才をするスタイルが個人的には苦手なのですが、面白かったです。

「召っせ!召っせ!」とか学生時代だったら絶対使っていましたね(笑)

審査員さんのなかには「道具を使うのはどうなんだ」と思ったかたも少なからずいたと思います。
でも、ちゃんと面白さを評価して採点してくれているのがわかって嬉しかったです。

からし蓮根『教習所』

かまいたち山内さんが2019年のM-1注目コンビに挙げるほどの若手漫才師の超ホープ。

ネタで2019年の漫才LOVERを獲った勝負ネタ2本のうちの1本『教習所』でしたね。

動画や劇場で何回も見たネタだけに僕自身は新鮮味はなかったですが、面白いネタではあったので、初見の人にはウケるだろうなと思っていました。

しかし、ふたを開けてみるとややウケでした。あれおかしいぞ?と本人たちも思ったかもしれません。

特に右折のボケのところ。(右折すべきところで右折し忘れて、車を降りて自分だけ右折するというボケ)
ここはもう少しウケてもよかったと感じました。

ただ、最後の車で轢いてバック覚醒するところはしっかりと大爆笑でした。(今回M-1で最大瞬間風速?)
最終決戦は「CA」か「嫁と姑」だったのかな。

キャラ漫才やテンプレート漫才ではない正統派な漫才コンビであるため、来年以降も楽しみです。

見取り図『褒め合い』

2年連続ファイナリスト。今回10組中、初出場が7組というなかで、2年連続ファイナリストになるというのは、列記とした実力があるからと言っていいでしょう。2016年から彼らを追っていた僕からすると感慨深いです。
M-1グランプリ2018に出場決まったときのツッコミ盛山さんの爆泣きが忘れられません。

2018年はトップバッターを引いてしまい、かつ準決勝で大爆笑を取ったネタを温存して不完全燃焼だった見取り図。出場することを目標としていた、と本人たちが語っていました。

2019年は出場ではなく、「優勝」を目標として掲げていて、2019年のM-1にかける思いは他のコンビに比べたら抜け出ていたと思います。
本人たちも1月に2回単独ライブをするなど”完全にかかっていた”と言っているぐらい熱い思いを持っていたようです。

当のネタは褒め合い。最初はお互い褒めていたのにどんどん貶し合いになっていくんですが、重要な貶しのワードがお互いそれぞれの見た目で大喜利していく形式で、ワードセンスもあって非常に面白かったです。

ちょいちょいリリーさんが出すアニメキャラの怒り方については、知っている人は笑えるものだったけれど「ベジータか何かですか~!?」は受けてはいたけどチョイスとしてはギリギリだったかなと思いました。
あと「みさえか何かですか~~!?」は一瞬聞き取りづらかったのが惜しまれますね。

「激弱のバチェラー」「熱中症になった櫻井翔」がめちゃくちゃ面白かったです。

個人的には「盗撮専門学校の校長みたいな見た目しやがって」も聞いてみたかったです(笑)

見取り図大好きなので来年も出てきてほしいです!!

ミルクボーイ『コーンフレーク』

M-1で有名になる前にNGKやルミネで見て知ってはいましたが、正直そこまでのインパクトはありませんでした。

やはり漫才に本気になって、やっと2019年になった強いネタ(コーンフレークと最中)ができたという噂があるので、努力の賜物なのだなと思います。

松本さんが「行ったり来たり漫才」と称していましたが、以前から巷では「リターン漫才」と言われていて(ニュアンスは同じ)、否定と肯定を繰り返していくスタイル。

これはオール巨人師匠もブログの寸評で言っていましたが、大昔の師匠の漫才に似たようなスタイルがあったそうです。

ただ、それは否定⇔肯定を繰り返していくだけで、ミルクボーイのような+α(「あるある」や「偏見」)が盛り込まれているものではなかったそうです。

そういう面でオール巨人師匠も、自分はどうしてそこに気づけなかったのかを悔しがると同時に、過去の漫才スタイルを今風に改良すればいくらでも新しい漫才ができるという温故知新の重要性を再認識していましたね。

GYAOで3回戦見れるので事前に見ていて面白かったはそうなんですが、正直、ここまでバカ受けするとは思いませんでした。

「煩悩の塊」と「浮かんでくるのは腕組んだトラの顔だけ」は笑いました。素晴らしかった~!

オズワルド『先輩付き合い』

恥ずかしながら、ネタをちゃんと見るのは初めてでした。

東京の吉本所属で、おぎやはぎみたいな「ゆるふわ」な漫才をするというのが事前情報としては聞いていました。

実際見てみると、たしかにゆるふわ感は残しつつ、強くツッコミところは強く、といった緩急あるツッコミが矢作さんとは少し違うかなと思いました。ツッコミの伊藤さんすごいですね。

ネタは「先輩付き合い」、先輩付き合いが得意ではない畠中さん(ボケ)が先輩に可愛がられる伊藤さん(ツッコミ)に先輩付き合いを教えてもらうという設定。

「先輩のことは後輩が全部やってあげるのが鉄則」というところから、お寿司も俺が握ったほうがいいの?とかバッティングセンターで俺がボール投げたほうがいいの?とか展開されていきますね。

この展開のなかでのツッコミが秀逸で本当面白かったです。来年も期待ですね。

インディアンス『オッサン彼女』

インディアンスも、ニューヨーク同様「今年こそ出る」と言われ続けてきて、やっと出れましたね。
噂では準決勝1位だったという。(ミルクボーイが1位という噂もありますが)

ネタはオッサン彼女。オッサンシリーズでいうと、オッサン赤ちゃんというネタもあります。
決勝はなんだったんでしょう。

ボケの田淵さんは本人のキャラがもともと喧しいオッサンぽくて、なんか素でやっているんじゃないかなと思いました。

どうやらM-1の雰囲気に飲まれて頭が真っ白になってしまい、後半に重要になってくる前半のネタ振り部分を飛ばしてしまったとのこと。本人たちも自分たちの100%が出せずにかなり悔しそうでしたね。

でも、そういうコンビって、来年はリベンジするぞという意気込みが強くなる傾向にあるので、
2020年も出場してくれるのではないかなと思っています!

ぺこぱ『タクシー運転手』

2019年始のお笑い荘で優勝したコンビですね。当時は和服を着てローラースケートを着ていたのでめちゃくちゃ印象に残っています。かなりキャラを迷走してたどり着いた今のスタイルでM-1出れて本当に良かったですね。

ネタは、ツッコミの松陰寺さんがツッコまないというスタイルが確立された漫才。

分かってても笑ってしまいますよね!

審査員もいうように、最初は嫌いなキャラでしたが、どんどんハマっていって。

最終的には、ノリツッコまないフレーズはかなり流行しましたし、「悪くないだろう」「時を戻そう」なんかも真似する人増えましたよね。

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最終決戦

最終決戦はこの3組になりました。

最終投票で、ミルクボーイが6票、かまいたちが1票でミルクボーイの優勝となりましたね。

ぺこぱ『超高齢化社会』

2本目は同じスタイルということもあり、さすがに初見のインパクトほどのウケはありませんでしたね。
ファーストラウンドが最後の出番で、最終決戦が最初っていう連続だったのも要因かもしれません。

ただ一本目で自信がついたのか、松陰寺さんの独特な言い方(ふぉふぉろがまえだ(こころがまえだ)など)をする余裕が出ていたのが印象深かったですね。

設定を変えてもスタイル自体は変わりないので、2020年以降のM-1への出場という意味だと少し難しいかもしれませんが、確実にM-1ドリームを手にしたコンビの1組ですので、今後も活躍が楽しみですね。

かまいたち『自慢』

とても準決勝前10日で仕上がった漫才とは思えませんね。

山内さんの「トトロ見たことない」という自慢が、そういうこと言う人いそう~ってところを突いてくるし、濱家の「手品が出来る」っていう自慢に対して反論が的を得ていたりして。

自慢の内容としてはそれは「自慢じゃない!」とも言い切れない絶妙なところを持ってきますしね。

かまいたちは、一般人の感覚から大きく逸脱しない人物や話題でネタ設定するのが秀逸で、現実にいたら嫌なやつ(山内)に対して一般人の感覚(濱家)って構図で、見てる側が濱家側の主観になって見れるからどんどんネタにハマっていくんですかね。

#2018年の「タイムマシン」や2017年の「怖い話」も割とそんな感じ。
タイムマシンは終盤濱家がまともじゃなくなるパターンで、かまいたちのネタでは割と珍しいネタ

「俺の”トトロ見たことない”は今からじゃどうにもなれへんのよ。もう見ちゃってんのよ」と、宗教の件が本当に爆笑しました。

極めつけはM-1という舞台で、お客さんへの質問に対する回答によってオチを2パターン用意するあたり。

自分たちだけの会話を聞かせる(ボケとツッコミの線の構図)だけじゃなくて、お客さんに対しての会話(ボケとツッコミと観客の3角形の構図)という点もしっかり組み込まれていたし、考え込まれているなあと感じました。

上記の話は2018年M-1の見取り図に対してナイツ塙さんが審査コメントで言っていたこと(お客さんも意識したほうがいい)で、塙さんの著書「言い訳」にも書かれていることです。

といっても、かまいたちは2018年の時点で3角形の構図をネタに組み込んでいたので、上記の話があって組み込んだというわけではないですが。さすがとしか言いようがないですね!最高でした!

【補足】
今回はトトロ見たことない人が他にもいたので「僕ね、火垂るの墓も見たことないんですよ」のオチでしたが、誰もいなかったときのオチは山内さんが濱家さんの肩をポンっと叩いてドヤ顔で「これが自慢やねん」っていうもの。それも見たかったですね!

ミルクボーイ『最中』

2019年の関西演芸しゃべくり話芸大賞で大賞を受賞したときにやっていたネタですね。

そういう意味だとやはり今年はミルクボーイが仕上がっていたのだとおもいます。

ネタはファーストラウンド同様、リターン漫才。

題材を変えればいくらでもできますよね、このスタイルを発明したのは本当すごいと思います。

最中の家系図とかめちゃくちゃ面白かったですね。今後もテレビで漫才を続けていってほしいです。

とらのこ
いかがでしたか。かなり熱く語ったところもあれば、あっさりしているところもありましたね。好みが如実に出てしまっていますがご了承ください(笑)さて、冒頭でも軽くいったとおり、僕は普段エンジニアに関する知識や実態を記事で書いています。他の記事も見てみたいと思ったかたは是非一度足を運んでみてください。

 

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